猫背を治したいから広背筋のトレーニング？それ間違いなのでやめましょう。

皆さんこんにちは！
沖縄県那覇市にあるパーソナルトレーニングジムHealth＋（ヘルスプラス）です。

よく、お客さんからの質問で

「猫背だから背中鍛えた方が良いよ」って言われたのでやってます

みたいな話を聞きます。

結論から言うと、それは間違いです。

むしろ悪化させる可能性もあるのでやめた方が良いです。

本日は、なぜ広背筋のトレーニングが猫背解消に役立たないのか

では、何が猫背改善に良いのかについてお話していきます！

猫背解消のためのエクササイズ

なぜ広背筋のトレーニングで猫背は解消しないのか

まず、なぜ広背筋のトレーニング＝猫背解消につながらないのか説明していきます。

背中がなぜおすすめされるのかというと背中のトレーニングでラットプルダウンという種目があります。

こんなやつ。

この種目をやる際に胸を張ることが大事になるのでその名残から言われていることだと思います。

確かにここだけ見ると最適かと思いますけど広背筋の本来の役割を見ていくと謎が解けてくるかと思います。

広背筋は背中のメインの筋肉で面積はかなり広いです。

まずここで大事になるのが広背筋の機能を知ることです。

広背筋は腰の骨（仙骨や腸骨）から腕の骨に続く大きな筋肉です。

広背筋の機能は
1.肩関節の伸展（腕を後ろに引く動作）
2.肩関節の内旋（肩を内側に捻る動作）
3.肩関節の内転（肩を内側に閉じる動作）

この3つが挙げられます。

この3つの機能の中でも2番目の肩関節の内旋が問題です。

猫背は本来だとこの画像のような感じですよね？

そして猫背を改善したいのであれば胸を張った姿勢にならなければいけません。

胸を張った時って肩は外側に自然に捻れませんか？

しかし、2番の役割の肩関節の内旋は肩を内側に捻る役割です。

つまり何が言いたいかというと、

猫背を治すために広背筋のトレーニングを行なったが

広背筋の役割は肩関節を内側に捻る役割があるので

やればやるほど肩は内巻きになってしまいます。

そういうことから広背筋は猫背解消に役立つトレーニングではないことが言えます。

広背筋がダメなら何をすれば良い？

広背筋が猫背改善にダメなことはわかったけど、

じゃあ、何をすれば治るの？って部分でお話をするとこの部分の改善が必要です。

この胸椎・胸郭の部分をしっかりと活性化させることが猫背改善にも繋がります！

猫背というのはこの部分が不活性になり潰れてしまっている状態です。

ここをしっかりと活性化させるエクササイズを冒頭に載せているので

是非、取り組んでみてください！

まとめ

猫背を解消するためには適度に肩甲骨が寄せられて胸が腫れていることが望ましいです。

広背筋のトレーニングは胸を張る姿勢は作れるけど

やればやるこど肩が内巻きになってしまい

肩甲骨がどんどん開いていく姿勢になります。

なので広背筋のトレーニングより先に胸郭や胸椎をしっかりと活性化させることが先決です！

猫背の方は今回の内容をぜひ参考にしてみてください！

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